社会医療法人 博友会

社会医療法人博友会は医療・看護・介護を通して地域に貢献いたします。

理事長の呟き 2

振り返ると、精神病院を引き受けて半世紀を超えた。
何とか「良質の精神医療」(※既に死語、不用意に使うと誤解を招く)をと奮励努力した結果、気づくと現在の地域医療を先取りするリーデングホスピタルに進化し、社会医療法人を認可された。

そもそも、精神医療では精神科医と同数の身体科の医師が必須であるとの考えを保持していたので、内科病棟は札幌医大胸部内科の医師が代々固定して運営され、CT・MRIを初めとして、高価検査機器の導入も昭和51年頃より始まっていたのである。
さらに現在、コロナパンデミックと同時に「コロナ治療病棟」を併設し、既に多くの適応患者を地域より引き受けている。

このような体制は「脱精神科病院」を既に達成しており、他の医療機関では不可能な分野を遂行中であるが、残念な事に、当院の先進的な医療体制は地域への広報を欠き、完全な認知を得て居ない。
その責の多くは責任者である理事長が負うべきであるが、職員各位は1歩を踏み出して、小生の意の有るところと同期し、更なる先行企画して頂きたい。以上