社会医療法人 博友会

社会医療法人博友会は医療・看護・介護を通して地域に貢献いたします。

【心と身体を癒す精神科医療】博友会の仲間とともに患者さんに寄り添った治療を


社会医療法人 博友会
会長 谷 博 

プロフィール

北海道の赤平市・富良野市・滝川市で、精神科医療の病院や施設を運営している「社会医療法人 博友会」。

昭和48年から博友会の理事長を務め、令和6年に会長に就任した谷先生は、「患者さんの苦しみを、同じ生活者として感じ取っていきたい」という先駆者の志を受け継いでいます。

 

その志から、一人ひとりの患者さんに寄り添う精神科医療を大切にし、チーム医療としての考え方を博友会に広めてきました。

 

今回のコラムでは、そんな谷先生が築いてきた、博友会の意思や考え方、これからについてお伝えします。

 

一人ひとりの患者さんに寄り添う精神科医療

北海道赤平市にある「社会医療法人博友会・平岸病院」では、一人ひとりの患者さんと向き合う時間を大切にしています。

 

患者さんに寄り添う時間を作ることで、心に抱いている不安を和らげるためです。実際に一人の患者さんに対し、1時間以上の時間をかけて診察するケースが多くあります。

 

また、必要に応じて、心電図・CT・MRI・X線・血液などの検査を行い、精神だけでなく身体の状態を診ることも重視しています。

 

そもそも、なぜ患者さんに寄り添う医療を大切にしているのか?

副理事長の齋藤先生は、このように述べています。

 

「患者さんに寄り添えない医療はしません。精神医療だけでは、患者さんは健康にはなりません」。

 

齋藤先生の考え方のベースにあるのは、谷先生が先駆者から受け継いだ「患者さんの苦しみを同じ生活者として感じ取りたい」という想いです。

 

それは、齋藤先生だけでなく、博友会医療チーム全体で共有しています。

 

博友会では「チーム医療」の考え方が浸透している

博友会では、チーム医療という考え方が医療スタッフ全体に浸透しています。

 

「精神科はチーム医療である。人と人とが助け合うのは当たり前だ」という、谷先生の意思があるためです。

 

齋藤先生もこの意思を受け継いでおり、「博友会は意思共同組合。決して一人の力では成り立たないのが精神医療です」と話します。

 

また、コロナ渦で人手が足りなくなった病院に対し、ボランティア6名を派遣したこともありました。ボランティアのメンバーを決める際、6名全員が自主的に行動しています。

 

そのことに対し、谷先生は「さまざまな考え方の人がいますが、チームとして一緒になってやっていれば、見えてくるものがあると信じています」。そう強く言い切りました。

 

谷先生のチーム医療としての考え方は、医師や看護職員、コメディカルスタッフなど、博友会の多くの仲間に浸透し、大きな原動力になっているのです。

 

セミナーや勉強会で精神科医の仲間を増やしたい

現在、博友会では、スタッフに向けて週1回のセミナーや勉強会を開催しています。優秀な精神科医の仲間を増やしたいという想いがあるためです。

 

また、優秀な精神科医を増やすことで、より多くの患者さんの力になれないかと考えています。

 

なぜ、そのような考えに至ったのかというと、一人ひとりの患者さんの診療に時間をかけるためには、優秀な精神科医の力が必要だからです。

 

優秀な精神科医が増えないと、患者さんが増え過ぎないように調整するしかありません。結果、限られた患者さんしか治療を受けることができないことにつながります。

 

そういった現状を打開するため、今後は博友会の仲間以外でも参加できるようなシステムを作り、セミナーや勉強会を動画などで発信していく予定です。

 

博友会の精神科医療チームの仲間を募集中

博友会では、医師や看護職員等の仲間を募集中です。

 

一人ひとりの患者さんを大切にしているだけでなく、職員にとっても働きやすい環境づくりを目指しています。

 

実際に入社した新卒の新入社員からも、「とても働きやすい環境で、博友会に入社してよかったです!相談もしやすく、とても丁寧に日程や仕事の時間配分も考えて頂けるので」という声が上がっています。

 

仕事のやりがいに関しては、「患者様が少しでも表情が明るくなったとか、上手くいくことがあったというのを聞くだけで、意味があったのかなと思います。上手く行かなくても、他の方法を探したりするのも楽しいし、やりがいの1つでもあります」といった声も。

 

また、精神科医は、他の診療科目の医師と比べてオンコールや残業が少ないため、ワークライフバランスが取りやすい傾向にあります。

 

そのためか、体力的にもハードな診療科目にいる医師や、親の介護・子育てと両立したい医師が転科するケースが増えてきました。

 

もし、博友会の意思や考え方、働き方などに共感していただけたなら、ぜひ私たちと一緒に働きませんか?医師や看護職員等の方々からのご応募を、心よりお待ちしています。

 

博友会 採用情報は、こちらからご確認ください。