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最新!うつ病に関するニュース・要約まとめ2020年(1月)

やる気の回復を促す糖、脳内で発見される 名大など

「心の風邪」とも呼ばれるうつ病。思考や意欲(やる気)が落ち、身体にも影響を及ぼすなど、現代のストレス社会において深刻さは年々増している。名古屋大学(北海道大学、九州大学と共同グループ)は22日、やる気の回復を促す脳内分子を発見したと発表した。

うつ病のマウスにポリシアル酸を投与したところ、やる気に関わる神経伝達物質の伝達を示すタンパク質が多く発現することが確認された。このことから、ポリシアル酸が気分の改善ややる気の回復を促す脳内分子である可能性が示唆された。

財経新聞より 

 

うつ病なの?不安やイライラ…その症状「男性の更年期障害」なのかもしれません!

女性特有の病気として有名な更年期障害ですが、実は男性でも更年期障害が起こってしまいます。男性ホルモン低下が始まってしまう40歳以降であれば、いつでも更年期障害が起こりうる可能性があります。

 

更年期障害になると、まず心身への症状は、物事への興味や意欲をなくす、不眠、不安、怒りっぽい、憂鬱な気持ちなどがあります。身体的には、筋肉や関節痛、異常発汗、体のほてり、疲労感、肥満、過食、頻尿、性欲の低下などがあります。うつ病との共通点が多いと思われがちですが、うつ病は拒食や痩せることが多いのに対し、更年期障害は太りやすいのが特徴になります。

 

男性の更年期障害の解決法としては、まず男性ホルモン低下の防止、分泌量を増やすための生活改善をします。以下はそのポイントです。

・他者と競い合う(スポーツや麻雀などのゲーム等)

・展覧会や公募に自分が作った・書いた作品を出品するなど人の評価を受ける趣味を持つ

・運動で全身に刺激を与える

・睡眠でリラックス

・ストレスを感じないように解消法をもつ(ゆっくり入浴、ドライブ、趣味に没頭など)

ガジェット通信より

 

 不安感が強いのはもしかして…!?40代を襲う「中年の危機」とは

「中年の危機」(ミッドライフ・クライシス)という言葉を知っていますか? 中年期に入ると精神的に不安定な状況に置かれることがあり、これを「中年の危機」と呼びます。

 

たとえば、若い頃からがむしゃらに働いてきた人は、中年期に入るとそれまで感じていた仕事のやりがいや目標にどこか違和感を覚え、迷いを感じたりすることがあります。これぞまさしく「中年の危機」です。

 

また、専業主婦の方は中年期に入ると子どもに手がかからなくなり、急に時間ができたりします。自分の人生、家族との関係、お金の問題などに急に不安を覚え、これまで『棚上げ』にしてきたことを考え込んでしまったりします。これもまさしく「中年の危機」です。

 

そのとき危機とどう向き合い、どのような答えを導き出していくのか。大切なのは、葛藤を抱えながらも「動く」ことです。人が語った言葉の中で、心にひっかかるものを深く追究してみる。何気なくめくった本の中の一行に、なぜ惹きつけられるのかを考えてみる。そうしたものが「中年の危機」から脱するヒントを教えてくれるかもしれません。

All Aboutより

 

 

寒い日が憂鬱なのは甲状腺の病気のせいかも!? 女性に多い「甲状腺機能低下症」って?

「最近急に冬の寒さに弱くなった」「気持ちが冴えなくて辛い……」と感じている方には、一度気にかけていただきたい病気があります。「甲状腺機能低下症」です。

甲状腺機能低下症の一つ、橋本病はその大部分が女性で、発症年齢は20代後半から40代が多くなっています。甲状腺機能低下症は、多くの疾患の中でも女性が気を付けたい疾患の一つになっています。

 

甲状腺の機能が低下する原因は幾つもありますが、最も一般的な原因は自己免疫反応が甲状腺の組織の一部を損傷させた……といったタイプです。その他、細菌やウイルス感染、場合によっては腫瘍などさまざまな原因が考えられます。

 

・疲れやすい

・寒さに弱い

・皮膚が乾燥する

・体重が増加傾向にある

・気力があまりわかない

・過眠傾向になっている

 

こうした症状はバイタリティ(生命力)が低下した際の症状ともみられます。しかし、基本的にはうつ病でも心身のバイタリティ低下症状が現れます。つまり、甲状腺機能低下症とうつ病は、その症状にかなり重なり合う部分があるのです。

 

そもそも精神疾患は脳内のどんな問題が原因なのか、明確には解明されていません。そのため治療目的も何かを取り除いて治療するのではなく、現れている症状を治療薬などを使ってできるだけ抑え込むといった面が大きいことも知っておいてください。通常、抑うつ症状に対しては、その原因が何であれ、抗うつ薬に心理療法を組み合わせて、かなり効果的に対処できます。

All Aboutより

 

 朝起きられない、寝ても眠い……原因は冬季うつ病(ウィンターブルー)

冬は寒くて朝が起きられない、なんだかだるくてやる気が出ないという経験はないだろうか。毎年、秋から冬にかけて「気分が落ち込む」「やる気が出ない」など、うつ病のような症状が出る人は「ウィンターブルー」と呼ばれる「冬季うつ病」の可能性があるかもしれない。

 

「季節型うつ病の中で最も多いのが冬季季節型で、秋から冬に症状が出現し、春に寛解するパターン」

 

「冬季うつ病」は、通常のうつ病の症状も現れるが、一般的なうつ病の症状とは少し異なる部分もあるそうだ。「冬季うつ病」の場合、通常のうつ病の症状に加えて主に以下のような症状が現れる。

・夕方から夜にかけて強くなる抑うつ気分

・気力の減退

・過眠

・過食

 

冬季うつ病の原因は日照時間や光量の不足が考えられるとのことだが、予防をするには具体的にどのようなことをすれば良いのだろう。

「精神科にかかるほどではない軽度な症状であったり、冬季うつ病を予防したりするには、朝起きたらまずはカーテンを開け、太陽の光を浴びながら散歩するなど、朝方から午前中にかけて光を浴びるように意識してみてください」

夜、特に就寝前はスマートフォンやテレビなどから発せられる明るい光を避けたり、部屋の照明は暗めにしたりと睡眠を取れるよう心がけ、生活リズムを整えることを意識してみると良いそうだ。なかなか症状が改善しない場合は、医療機関に相談しよう。

 マイナビニュースより

 

 

以上ニュースのまとめでした。

 

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