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最新!うつ病に関するニュース・要約まとめ2020年(2月)

ストレスによるうつ症状の原因や解消法を詳しく解説

 うつ病は何らかの過度なストレスが引き金となって起こってしまいます。ストレスの主な原因は人間関係による精神的ストレス以外にも、情報過多や24時間化生活、SNSなどによるソーシャルストレスなど、時代や環境の変化へ順応ができず、うつ症状がでることもあります。

 

うつの原因となるストレス4つ

1.構造的ストレス⇒「身体の歪み」によるストレス。

2.化学的ストレス「食事」から受けるストレス。

3.精神的ストレス「こころ」の精神的なストレス。

4.環境のストレス⇒「環境」のストレス。寒すぎたり暑すぎたり、気圧の変化など。

 

すぐにできるストレス解消方法

  • ガムをかむ。(緊張をほぐすセロトニンが分泌され、高ぶった神経を鎮めてくれます)
  • 音楽を大音量で聴く。歌う。
  • 充分に睡眠をとり、太陽の光を浴びる。
  • ストレッチや軽いランニングやウォーキングなどの運動

 

ココカラネクストより

 

 

血液中のトリプトファン代謝産物の解析を通してうつ病予備群の早期発見に役立つ可能性を発表

学校法人藤田学園藤田医科大学 齋藤邦明教授、鍋島俊隆教授、山本康子准教授、毛利彰宏准教授、名古屋大学尾崎紀夫教授らの研究グループは、血液中のトリプトファン代謝産物の解析を通して、抑うつ病態の早期発見に役立つ検出マーカーの探索を行いました。

この結果、トリプトファン代謝産物の一つであるアントラニル酸が抑うつハイリスク群において血液中で高くなることを明らかにしました。

 

うつ病は生涯有病率が高い精神疾患ですが、現在うつ病を早期に検出できる有効なマーカー分子はありません。研究成果により、今後、抑うつ病態を早期に検出することが期待されます。

 

@Pressより

 

 

うつになりやすい性格とその症状とは〜従来型うつと非定型うつのちがい〜

ストレスのせいでうつ病になりやすい人の性格の特徴を3つご紹介します。

■責任感が強すぎる

■感情を表に出せない

■自意識過剰で被害妄想が強い

 

うつ病の型2つ「従来型うつ病」「非定型うつ病」

「従来型うつ病」とは典型的なうつ病が現れるものです。一方で、「非定型うつ病」とは若年層に多く、型にはまらないタイプのうつ病です。

 

「従来型うつ病」になりやすい性格

1.生真面目で従順

2.陽気と陰気を繰り返す

3.一つのことに熱中しやすい

 

「非定型うつ病」になりやすい性格

小さい頃から世話がかからず、どちらかというと成績優秀なタイプの人たちが多いです。また、周囲からの評価に敏感、職場での評価は高いが、指摘されたり失敗したりすると精神的ダメージが大きい、浮き沈みが激しいというような特徴もあります。

 

 人から嫌われる事を本当に恐れているため、自分の意見を隠し、人に合わせてしまいがちです。自分を抑えてしまうのでストレスをためこみやすく、うつ病になりやすいでしょう。

 

ココカラネクストより

 

 

 

「うつ病か休職してしまう新卒には特徴があって…」この的確な内容に「わかる気がする」「全部当たってるんだが」と共感の声

 

自分が見てきた新卒についてのツイートが話題となっています。

 

ここ数年、新卒を見てきて統計的に

・異常に寝るのが好き

・一人旅よく行ってた

・対人ゲームが好き

3つに該当する人間、高確率で鬱病か休職してる

 

どういうことなのか、リプ欄に考察が寄せらせています。

・異常に寝るのが好き⇒発散先、依存先が無い

・一人旅よく行ってた⇒対人ストレス耐性が無い

・対人ゲームが好き⇒ロジカルでルールの決まっているゲームは得意

 

組織での対人コミュニケーションや正論が通用しない理不尽さがある仕事において鬱になりやすいのだと思う。

しかし一方で、「会社に問題があるのでは」という意見も。

鬱になりやすい人の傾向はあるかもしれませんが、なるかどうかは労働環境によるものも大きいはず。

 

働き方改革をすすめて、健康第一で働きたいですね。

citrusより

 

 

失業が男性のメンタルヘルスに与える影響

失業が健康に影響をもたらすことは、これまで多くの証拠により示されてきた。ただ、ただの仕事ではなく「良い仕事」を持つことが心の健康にとって重要とされている。

 

ある報告書では、働かない労働年齢男性の数が世界で増えており、それに伴ってストレスやうつ病・怒りなどのメンタルヘルス上の問題が増えていることが明らかにされている。米国では実際に、男性の失業は自殺や薬物乱用など、死亡率上昇の要因となっているさまざまな体の健康問題との関連性が指摘されている。

 

ここで重要な要素となるのは、その人の社会的地位だ。労働者階級の男性の多くは、イメージや自己評価が勤勉さを良しとする倫理観に基づいているため、失業によって大きなスティグマ(不名誉)を抱えてしまう。

 

米国ではこの問題が特に大きな懸念材料となっている。米国での労働年齢男性の労働参加率は、経済協力開発機構(OECD)内で最低レベルであり、さらにこの傾向は1999年以降悪化している。研究チームは、低スキル男性の雇用可能性を改善したり、市民参加を促したりして問題解決のための明確な政策を講じない限り、状況は悪化するだけだと論じている。

 

多くの男性が労働市場から締め出されていることによる社会的影響は大きい。主流派の政治家らがこの大きな有権者層の支持を取り戻したいなら、労働市場から締め出された人々が再就職できるよう支援を強化することが非常に重要だ。そうすれば、そうした人々と社会一般から感謝されることだろう。

Forbesより

 

 

以上ニュースのまとめでした。

 

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