社会医療法人 博友会

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うつ病の末期症状はどうなる?重症化する前に知っておきたい危険性を解説します

うつ病の末期症状はどうなる?重症化する前に知っておきたい危険性を解説します

「うつ病かもしれないけど、正直認めたくない…でも、放っておくのは怖い」

このような患者さまのご相談を多くいただきました。確かに精神科に通うのは抵抗がありますし、周りには相談しにくいことだと思います。

ですが、うつ病は放置すると進行してしまい、重症化してしまうケースが非常に多いです。

そこで今回は、うつ病に関する情報を多く発信する博友会が、うつ病の末期症状について解説します。

治療のイメージをつけてもらうための説明もしていますので、情報を学んだあと、ご相談いただければ幸いです。

まずは、うつ病の初期症状と末期症状と比べて見ていきましょう。

うつ病の初期症状と末期症状

うつ病は進行度合いによって現れる症状が異なります。ここでは、うつ病の初期症状と末期症状を見て、今の状態を確かめてみましょう。

初期症状

初期症状

うつ病の初期症状でよく見られるのは「日常生活で億劫さを感じる」「興味がなくなる」「疲労感」です。

例えば、「顔を洗うの面倒くさいな」「歯を磨くのが面倒くさいな」など、日常生活で当たり前に行っていたことに億劫だと感じることがうつ病のサインです。

また、今まで楽しんでいた趣味が楽しくなくなった、何をしても疲れるようになったというのもサインの一つ。

初期症状では気分が大きく沈むわけではないので、「疲れているのかな」と放置してしまう人も多いです。しかし、うつ病は放置して悪化してしまうと治療に時間がかかるため、上記のことに当てはまる場合はすぐに受診をしましょう。

末期症状

末期症状

うつ病が重症化すると、日常生活を送ることが困難になります。自責の念が強くなり、自分は無価値だ、死にたいと思ってしまうことも少なくありません。

また、ご飯が食べれないことも多く、症状によっては水を飲めないケースもあります。10kgほど痩せてしまう場合もあり、身体的にも危険な状態になってしまうため入院となる場合が多いです。

うつ病には個人差がありますが、妄想が現れる場合もあり、「(生活費はあるのに)お金が全然無くて明日から暮らしていけない」「自分は罪を犯してしまった」「自分の体はガンなんだ」などの妄想が多く見られます。

いずれの場合も重症化してしまうと、自宅での治療が困難になり、一度入院して治療を行うケースが非常に多いです。

重度のうつ病、末期症状での治療方法

重度のうつ病、末期症状での治療方法

先ほどお伝えした通り、重度のうつ病の場合、入院するケースが多いです。

薬物治療を基本としていますが、うつ病の症状が強い時は特に休養が大切です。入院などで休養を取ると、一旦調子が悪くなります。張り詰めていた緊張の糸が切れるイメージです。この時が「急性期」と呼ばれる時期。

急性期は3〜6ヶ月続き、回復期に移行します。回復期では、今まで眠れなかった分眠るようになり、多い時は1日15時間ほど眠ることもあります。この時はしっかりと食べて寝ることが大切です。

回復期の後半になると、やや活動できるようになってくるので、認知行動療法や散歩、料理などを通じて薬以外でも回復を目指していきます。

うつ病の症状が7〜8割回復し始めたら、復職準備です。その後は再発予防をしつつ日常生活を送ります。

重度であればあるほど、この回復までにかかる期間が長くなり、患者さまの苦しみが長く続いてしまいます。

もし、うつ病かも?と思い当たることがありましたら、早め早めの受診をおすすめします。

末期症状に限らず、うつ病と感じたら早期に病院へ

末期症状に限らず、うつ病と感じたら早期に病院へ

うつ病は放置すると進行してしまい、進行するほど治るまでに数年、十数年と期間が長くなってしまう疾患です。

風邪と同じように、早めに発見できれば治療期間も短く治療できるため、早め早めの段階で受診することをおすすめします。

「ちょっとうつっぽいけど、皆頑張ってるし、自分だけ休めない」と頑張ってしまうと悪化するのがうつ病です。

うつ病の初期、または予備軍の状態であれば回復も早く、日常生活にすぐ戻れるケースが多いため、ちょっとでも疑いがあれば早めに受診しましょう。

また、私たち博友会では通常の受診はもちろん、時間外診療も行っております。症状が現れて辛い時は日夜問わずご来院ください。

博友会は精神科救急医療として「時間外診療」も行っています

平岸病院では休日・祝日を含む365日、時間外診療を実施しております。心の体調が悪い時、医師の診察を受けたい時はお電話いただければ、夜中でも診察させていただきますのでまずはお電話ください。

電話番号:0125-38-8331

アクセス方法:

  • JR
    〔根室本線〕平岸駅下車(徒歩7分)
  • 中央バス
    〔滝芦線〕〔砂芦線〕新光町停留所下車(徒歩1分)
    〔高速ふらの号〕平岸停留所下車(徒歩7分)

駐車場も完備しておりますので、お車でもお越し頂けます。

まとめ

今回はうつ病の末期症状を中心に解説しました。最後にポイントを振り返りましょう。

この記事のポイント
  • うつ病の末期症状は、日常生活を送ることが困難になるレベル
  • 症状として「死にたいと思う」「ご飯が食べられない」「妄想が現れる」ケースもある
  • 重度のうつ病になると、入院して治療をしていく
  • 薬物治療をベースとするも、まずは休養して回復してから認知行動療法や作業療法を行う

博友会ではこの他にもうつ病に関する情報を多く掲載しています。あなたのお悩みに合う内容がありましたら、ぜひご覧ください。